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前借り感覚で利用する給料ファクタリング

株式会社ファクタリングスマイルでは『給料ファクタリング』をおこなっておりません。ご了承ください。

近年、日本でファクタリングを利用して事業資金を調達される企業様は増え続けています。

ファクタリングの魅力は何といっても資金調達までのスピードです。

本来であれば金融公庫や銀行、ビジネスローンなどを利用し事業資金を調達しますがデメリットとして1ヵ月程度待たされてしまうということです。

また、それだけの期間待たされた挙句、融資やビジネスローンの審査に落ちたとなれば振り出しに戻ってしまいます。

ですがファクタリングであればその日に結果が分かり、金融公庫や銀行に提出しなければならない多くの書類も必要ありません。

ファクタリング会社にもよりますが、通帳のコピーと決算書程度で売掛債権を即日買取してくれる業者も数多く存在します。

目次

会社員でもファクタリングが利用できる!?

そんな便利なファクタリングですが、あくまでも法人や個人事業主といった経営者しか利用することはできません。

最近では「給料ファクタリング」という新しいサービスが注目を集めています。

給料ファクタリングは、会社員やパートを含め将来、会社から受け取る給料を債権として買取り、本来受け取る給料日前に現金化するという方法になります。

一見すると一般の会社員やパートタイムで働く方でも気軽にファクタリングが利用できるようになったのかと思いますが、実際は【ヤミ金】と変わらないほどの高額な手数料を支払わなくてはならないのが現状です。

給料以外のファクタリングはこちら!

年利500%

本来ファクタリングに関して手数料の上限は明確に制定されていません。

法人や個人事業主といった経営者が利用する一般的なファクタリング手数料は1%~20%程度(1ヵ月)になります。

しかし給料ファクタリングの場合、手数料といった名目で月に40%を超える手数料を支払うこともあります。

金利換算した場合年率は500%超となり、実質ヤミ金と変わりないということが分かります。

ブラックリストの方でも利用可能

ファクタリングとは本来、法人や個人事業主といった事業者が取引先への売掛金を債権として第三者に売却し、決済日前に事業資金を調達する手法になります。

ファクタリングは法規制がなく、手形割引に代わる資金調達方法として中小企業などで広く実施されてきましたが、給料ファクタリングはこれを会社から将来支払われる債権=給料と捉え、個人向けに行っています。

給料ファクタリングの契約上では金銭の貸し借りではないため、利息制限法や貸金業法などに縛られず無法地帯と化しているのが現状です。

相次ぐ被害相談

過去の金融事故が原因で消費者金融などからお金を借りることができない人たちの中で、給料ファクタリングは魅力的かもしれません。

SNSやインターネットの掲示板などで「ブラックでも借りれる」「給料前借り」といった文言で初めて給料ファクタリングを知る人が大半です。

ですが給料ファクタリングの実態はヤミ金であり、ヤミ金業者が形を変えているだけといっても過言ではありません。

日本ファクタリング業協会の「ファクタリング被害110番」には、給料ファクタリングを利用してしまった多くの方からの被害相談も増え続けているようです。

冷静なって考えると月に40%を超える手数料を支払って普通の生活ができるとは思えません。

給料ファクタリングを利用してお金を借りてしまった被害者の中には、給料日に返済ができなくなり職場に脅迫めいた電話をされるといった悪質なケースも確認されています。

また日本ファクタリング業協会によれば、家族や親、親戚、友人などの連絡先を無理やり聞き出し、本人から回収できなくなればそういったところから回収する悪質なケースもあるようです。

日本ファクタリング業協会では給料ファクタリングは危険であると注意喚起をしています。

給料ファクタリングを利用した方の口コミ

【東京都/Web制作会社勤務】

最初はブラックでも給料さえあれば前借りができるといった軽い気持ちで東京の給料ファクタリングを利用しました。数回利用するうちに、気が付けば給料ファクタリングを利用しなければ支払いや生活費がないといった状態に陥っていました。業者に支払い猶予の相談をしましたが人が変わったかのように、罵声を浴びせられ会社に電話すると脅迫されました。どうすることもできず両親に相談し情けない話ですが立て替えてもらいました。もしも給料ファクタリングの利用を考えているのであれば絶対にやめて下さい。必ず後悔します。P.S. 利用していた業者はすでに廃業しているようです。

【大阪府/主婦】

給料のファクタリングというのを知ったのはテレビ番組のニュースでした。手数料は高いですが主婦やパートでも融資が受けられるというようなことが言われていたので、ネットで検索して申し込みました。後から知ったのですが、私が利用した大阪の業者は給料ファクタリングの中でも特に悪質なところだったようで、免許証のほかに主人の勤務先や親せき、隣人の名前・連絡先など聞かれました。素直に教えた私もバカでしたが、まさか一日支払いが遅れただけで主人の会社に電話をされるなんて思ってもいませんでした。その結果、主人とは離婚し実家に戻り廃業寸前のクリーニング家を手伝っています。もし時間が戻るなら絶対に利用しないです。

【広島県/公務員】

私は中学校の教員をしております。ちなみに担当教科は音楽です。過去に消費者金融の支払いが遅れたことがあって、広島の銀行や消費者金融では借りられなくなってしまいました。そんな時、教え子の結婚式が立て続けにあり断ることもできず給料ファクタリングを利用してお金を借りました。感覚的には給与の前借りといった感じでした。それ以来、給料日前に必ずファクタリングを利用するようになりました。ボーナスが入れば利用しなくて済むと思いながらも気が付けば業者に電話して給与債権?を買取りしてもらっていました。支払いは月に一回だけですが利息が高く、ヤミ金と何ら変わりないと思います。

【福岡県/印刷会社勤務】

同僚に勧められて福岡の給料ファクタリングを利用したのが悪夢の始まりでした。最初は福岡のソフト闇金と比べ、月一回の返済でよかったのでこれなら大丈夫と思い込んでいました。ですが金利換算すると月に40%も取られていたことに気が付きました。つまりソフト闇金でいうところの週一割です。こんな法外な手数料でまともな生活など送れるはずもなく返済ができなくなりました。すると勤務先に給料ファクタリング業者からの通知がきて社長に呼ばれました。次こんなヤミ金で金借りたらクビにするぞと言われてしまいました。ですがその時の支払いは社長が立て替えてくれました。その時の恩を忘れず仕事を頑張りたいですね。

【神奈川県/建設会社事務員】

給料ファクタリングが取り上げられているニュースを偶然見て、そこで初めて闇金だったんだと知りました。神奈川の給料ファクタリング業者からお金を借りていた私は怖くなり日本ファクタリング業協会に相談しました。そこでアドバイスをしてもらい何とか給料ファクタリング業者との関係を断つことができました。もし今、給料ファクタリング業者を利用していて悩んでいる方がいるなら、日本ファクタリング業協会に相談してみた方がいいと思います。

【熊本県/運送会社勤務】

今まで熊本市内にあるノンバンクでお金を借りていましたが、総量規制の影響で借りることができなくなりました。ネットで調べていくうちに給料債権を買取りしてくれるサービスがあると知り、申し込んでみました。ですが勤務先の情報だけならまだしも、妻の勤務先、子供が通う幼稚園、実家の住所、職場の同僚の情報まで教えなくてはいけなかったので怖くなり途中で断ることにしました。ですがそれからというもの、毎日のように給料ファクタリング業者から営業電話があるので正直、精神的にも参っています。これ以上続くようであれば日本ファクタリング業協会に相談してみようと思っています。

将来的には法規制も

今のところ無法地帯の給料ファクタリングですが、被害相談が相次いでいることから金融庁も注意喚起に乗り出しています。

給料ファクタリングはヤミ金の再来とも言われるほど悪質な金融です。

東京地裁の判決では、給料ファクタリング取引について、貸金にあたるとの判断を下しています。

さらにはファクタリング契約は無効であり、「貸金業法」「出資法違反」で刑事罰の対象となる判決も下しています。

最近では給料ファクタリング業者の廃業も目立ち始めていますが、今後復活するなんてことも十分考えられます。

今後、給料ファクタリングの被害に遭わないためにも、「ブラックでも借りれる」や「給料の前借り可能」などといった甘い言葉に騙されないことが大切です。

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