新しい資金調達方法として知られるようになったファクタリングですが、悪いイメージもあるようで給与ファクタリング業者が逮捕されたというニュースが頻繁に取り上げられたことも理由の一つとして挙げられます。
大阪府警生活経済課によって摘発された給与ファクタリング業者の逮捕容疑は、3~6月、兵庫県や新潟県の20~40代男性4人に対し、無登録で計29万円を貸し付けた疑いとされています。
ホームページ上で複数の屋号で営業し、ファクタリング利用者を募っていたという事です。
ファクタリングは銀行融資に代わる資金調達方法として知られていますが、給料ファクタリングは貸金業に当たるため金利の上限が定められています。
給与ファクタリングは、給料を債権と見立て、実際には資金繰りに困った経営者に違法な金利で貸し付けている事例も多いです。
給与ファクタリング業者が摘発・逮捕されたというニュースが流れると、健全な債権の売買契約を行うファクタリングに対しても悪いイメージがついてしまいます。
ファクタリングは許可がいらない
現段階で、ファクタリング業務を行うにあたって特別な許可や資格が必要ありません。
そのため、闇金業者がそこに目を付け、ファクタリング業者と名乗り、債権売買をしたかのように装い法定金利を大幅に超える超高金利で融資をしています。
融資であれば法定金利がきちんと定められていますが、ファクタリングは金利ではなく手数料になるため、基準が明確に決められていません。
よってファクタリング業者ごとにファクタリング手数料が異なります。
その手数料ですが、数パーセントから30パーセントを超える業者もあり、そこに目を付けたのが悪質な給与ファクタリング業者なのです。
手数料に法的な上限は決められていないので、そこがファクタリングのイメージが悪くなるところでもあります。
またファクタリングが浸透して間もないので、どういった金融サービスなのか詳しく理解していない事業者様も多いのが現状です。
売掛債権が発生していれば必ずファクタリングが利用できるということもないので、まずはファクタリング会社にお問い合わせする事が大切です。
ですが先程も記載した通り、法外な手数料が掛かるといった闇金融を営む業者も混在しているので詳細がはっきりと分かっていないファクタリング業者の利用は注意が必要です。
今回はファクタリングを名乗る悪質なヤミ金融が逮捕されましたが、あくまでも氷山の一角だということを忘れてはいけません。
ニュースや事件になっていないだけで、ファクタリングを利用した悪質な業者は存在しています。
注意する事
正規のファクタリングを騙る悪質な業者に騙されない為には、きちんとファクタリングの知識を備えておくことが大切です。
少しでもファクタリング契約において不信に思う事があれば、すぐに契約せずに他社と比較する事も重要なポイントです。
まとめ
ファクタリング業者が逮捕されたというニュースについてですが、実際には個人の給与を買取したように見せかけ、高金利でお金を貸し付けていたということでした。
これからファクタリングの利用をお考えの経営者にとって、こういったニュースや事件はとても不安になる要素でもあります。
ですがきちんとしたファクタリング会社を利用すれば、そういった不安がなく安心して資金調達ができます。
また、優良と言われるファクタリング会社でも、ファクタリング手数料が大きく異なることもあるので、比較しながら自社に合ったファクタリングを利用する事が大切です。
ファクタリングスマイルでは、安心・安全にファクタリングが利用できるように、日本ファクタリング業協会に加盟しています。
日本ファクタリング業協会に加盟することで、法令遵守を徹底し健全なサービスを事業者様に提供させて頂きます。